名古屋大学大学院創薬科学研究科 トピックス

学生・卒業生詳細内容

「創薬」大学院生の声

 「知る・創る・探る科学」次世代を先導する創薬科学研究者の育成を目指して ・・・

大学院生の声

学生・卒業生

「創薬」大学院生の声

 「知る・創る・探る科学」
    次世代を先導する創薬科学研究者の育成を目指して

創薬有機化学講座 分子設計化学分野 修士課程2年

 私は工学部から創薬科学研究科へと進学しましたが、その理由は薬の持つ無限の可能性に魅了されたからです。今現在、根本治療薬の見つかっていない疾患の代表例としてアルツハイマー病がありますが、この疾患は世界中に2000万人以上の患者がいると言われています。もしも、新薬としてアルツハイマー病の根本治療薬を作ることができたなら、一挙に何千万人という人々を救うことができるはずです。
 私は、薬の持つこのような可能性に魅力を感じ、創薬科学研究科への進学を決めました。しかし、新薬を作ることは非常に難しく、数十万個の化合物のうち、新薬になることができる化合物はたった1つだけだと言われています。このように、薬の種となるリード化合物の探索には、多くの化合物が必要であり、狙った化学変換を高収率かつ短時間で行う手法が必要となります。このコンセプトを基に、私は研究室で「アルコールの選択的酸化反応の開発」というテーマの研究を行っています。この研究を通じて、新薬開発の一端を担うことが出来れば、そんな夢を抱きながら日々研究を行っています。

創薬生物科学講座 細胞分子情報分野 修士課程2年

 私は、同大学の工学部で生物工学を専攻し、より専門的に医療に携わる研究をしたいと思い、大学院から創薬研究科に進学しました。この研究科では、創薬に携わる多分野の人と交流を持つ機会が多く、自分の研究では想像しにくい有機や構造からみる創薬の視点も学ぶことが出来ます。視野が広がるだけでなく、自分の研究の立ち位置も見えるため、なぜこの研究が大切なのかという理解にもつながり、研究のモチベーションに繋がります。研究室では、のびのびと研究できる研究環境が整っています。私は、多能性幹細胞などの動物細胞を大量生産する技術の開発を行っています。生き物を扱っているため、うまくいかないことも多くありますが、何度も議論を重ねて手を動かすことで、ようやく現象の一端に触れることができたり、迫っていたものとは異なっていても何か新しい発見に出会います。失敗や成功を繰り返すことで可能性を見出し、その検証を重ねることは根気が要りますが、一生懸命になる過程は自分を成長させてくれ、その中で知る研究の面白さも感じることが出来ます。
 また、研究科では講演会なども頻繁に開催されるため、創薬の現状についての最新情報を得る機会に恵まれています。時代の影響を大きく反映する医療の現状を学ぶことができるため、その中で自分は何が出来るのかを考えながら研究者としての力を身に着けていきたいです。

創薬分子構造学講座 構造生理学分野 修士課程2年

 私は、学部生の時は静岡大学の理学部生物科学科で、生物学を分子から個体群まで幅広く学んできました。大学院では、培ってきた生物学の視野を持って、何か新しいことに挑戦してみようと思い、多分野融合領域の研究ができる本研究科に入りました。本研究科の講義では、一つの課題に対して異分野の人と議論することで、まったく新しい解決策を生み出すことができることを実感し、衝撃を覚えました。また、私は、創薬科学研究科の創薬分子構造学講座とともに、細胞生理学研究センター(CeSPI)にも所属しています。当研究室では、現在市販されている医薬品の標的分子種のうち40 %を占める膜タンパク質の構造学的研究を行っています。研究環境はとても充実しており、修士課程からも最先端の研究に取り組むことができて、非常にエキサイティングな日々を過ごしています。
 私は、本研究科の1期生ということで、まだまだ手探りな部分はありますが、今後ますます深刻となってくる医療、介護の問題を解決するために必要であると言われている多分野融合領域の力と、次世代創薬に求められている構造に指南された創薬戦略を実現できる力を、本研究科でしっかりと養っていきたいと考えています。

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